天職との出会い

 どうしてホテルの掃除をしようと思ったのか


あたくしは、ひとりで黙々とする仕事が得意で、裏方の仕事が好きです。逆に表立った接客、営業などは不得意で、好きではありません。


そんなあたくしの就職条件は、not接客。

人とあまり関わらない仕事。


仕事を選ぶなという意見もあるかとは思いますが、好きなことじゃないと、色んなものに押しつぶされそうになる心がか弱い人間なので、そこはごめんあそばせ。うん、あたくしって繊細なのかも。


そして、バイトを探していたあたくしの白羽の矢が刺さった求人が、ホテルの客室清掃。


その会社の謳い文句は、誰でも出来る、休み希望可。交通費支給…etc。特に惹かれたのは、休み希望可。


特に休み希望なんてないけど、人には年に数回、この日絶対休みたい。いや、【絶対に休まないといけない日がある】のです。


面接を受け、その場で採用となりました。(この業界は、この頃から人手不足、従業員の高齢化が問題となっています。いまから約10年ほど前ですね)



採用が決まってから


あたくしは、当時まだ20代でした。
面接の時に、どんな方々が働いているのか質問したら、あなたより年上のおばちゃんがほとんどだよ。一番上だと60代の人がいるよ。でも、あなたと歳の近い人も数人いるから安心してね。


なるほど。了解いたしました。
心の中では反逆精神を滾らせながらも「長い物には巻かれなさい」が得意なあたくし。


まだ見ぬ職場。お姉様方が集う中に、ぽーんっと入り込む自分を想像しました。


……平和に過ごすには、挨拶と返事さえしっかりしとけばイケるわ。(昭和生まれ、特にあたくしと年齢が近いほどこの考え方は共感できるのではないかしら?)


それにしても、部屋を掃除するのは分かるんだけど、どんな掃除をするんだろう。実際に働く日までの、不安と好奇心が混じるこの感じ、嫌いじゃないわ。






・・・今日はここまで。
続きはまた今度。







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